ホーム » 事例 » 【TUB-32-1-NCV】誰でも機械を扱える。そんな加工工場に。
公共土木工事、民間住宅基礎工事
代表取締役 水野 清一様
2020年に代表取締役に就任。 金属加工、鉄筋加工と25年に渡り業界に携わってきた。 基幹技能士の資格を有し、熟達した作業能力と豊富な知識で現場をまとめ上げている。
複雑化しているインフラ工事の鉄筋加工に対応し、より短い納期で提供したいという思いがありました。 従来は単体の曲機で加工していたためヒューマンエラーや誤差があり、1本につき多方向に曲げたい場合、曲げるたびに手作業で設定していたため時間がかかり、生産性が低いという状態でした。 また、複雑な加工になると限られた熟練工でしか対応できないという課題を抱えていました。
今回の導入の際には東陽の営業担当からものづくり補助金を紹介してもらい、補助金を活用して導入することができました。
上下曲げなどの複雑な形状を加工できるTUB-32-1-NCVを導入しました。 今までの単体の曲機での加工から自動化されることで、誤差が少なくなるというところが魅力的だと感じました。 また、1度設定すれば多方向に曲げられるようになるので生産性が向上するというところも良い点だと感じています。 操作方法を学べば誰でも加工できるようになるので特定の従業員にかかる負担が軽減すると思います。
TUB-32-1-NCV
タッチパネルで曲げ形状や寸法、角度設定を行うようになり、作業員の技術を要することがないため平均±5mm~±12.5mm発生していた誤差が±1mmに留められるようになりました。 上下曲げの機能により、3分かかる加工を1分でおこなえるようになりました。加工時間の短縮によって、1日平均加工トン数が2tから3tに増加しました。 また本数カウンターが内蔵されているので、これまで納品段階で発覚していた本数ミスによる納期遅延が軽減されました。 機械操作を学べば誰でも機械を扱えるようになるので、60歳以上を再雇用している当社に適していると思います。
インフラ工事の複雑な形状も加工できるようになったので、特殊な形状の加工がある仕事も請け負っていきたいです。 また、急な注文にもすぐに対応できるようにしていきたいと考えています。