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1950年、当社の前身「日之出鉄工所」が国内初となる鉄筋加工機を完成。以来、「鉄筋加工機ならTOYO」という評価を背景に、現在では国内需要の約80%というシェアを占めるに至りました。
私たちは現在、加工機の製造にとどまらず、工場の設備やレイアウト設計も含め、 鉄筋加工の現場全体の効率化・省力化を実現する取り組みを進めています。その一環として、IoT技術を活用した生産性向上支援ソリューション「TLINKS」の開発にも注力しています。スマートファクトリーを推進するサービスで、リモートモニタリングや予兆保全機能も備えます。
東陽建設工機は、設立以来60年以上にわたり、鉄筋加工機の
専業メーカーとして日本の鉄筋業界・建設業界と共に、歩んでまいりました。
長きにわたり変わらぬご支援を賜りました皆様に、心より御礼申し上げます。
現在、建設業界は人手不足の深刻化、働き方の見直し、デジタルトランスフォーメーション(DX)の加速など、大きな変革期を迎えています。こうした時代の要請に応えるため、当社はこれまで鉄筋加工機を中心に培ってきた「ハード」技術に、
IoTやAIをはじめとする「ソフト」技術を融合させました。
そこで生まれたのが「TLINKS」です。
TLINKSは、鉄筋加工に関する様々なデータを活用することで、
鉄筋加工工場全体の生産性を高めることができます。
また、蓄積されたデータは建設業界で進むDXの推進にも貢献します。
機械の進化はもちろん、更なる発展を続けるTLINKSが、鉄筋業界の
新たな時代を切り拓く起点になるものと確信しています。
変化の激しい時代だからこそ、これからも皆様との対話をより一層大切にし、
求められる「技術」、喜ばれる「製品」、信頼される「企業」の実現に努め、
鉄筋業界・建設業界全体の生産性と品質の革新に貢献してまいります。
代表取締役社長
秦 亮一